ラスコー展(クロマニョン人が残した洞窟壁画)に行ってきました!
国立科学博物館でやっている”ラスコー展”に寄ってみました。2/19までなので、結構混んでました。
約2万年前にフランス南西部に位置するラスコー洞窟にクロマニョン人が描いたとされる壁画芸術。色彩も豊かで躍動感にあふれる動物たち、その素晴らしさに圧倒されてしまいました。
実際の洞窟は、1940年に近くの村の少年が穴に落ちた飼い犬を探していて偶然に発見し、その後多くの見学者が訪れるようになり、壁画保護のため、1963年には閉鎖されてしまいました。しかし、壁画を観たいという人が絶えなかったため、洞窟の近くに10年の歳月をかけて、手作業の測量と模写によってラスコー2と呼ばれる再現壁画の洞窟が作られたそうです。
そして今回の展覧会のために3次元レーザースキャンなどの最新テクノロジーを駆使し、再現壁画ラスコー3を製作したのだそうです。洞窟の展示空間に入ると、暗闇の中、定期的に明りがつき、見事な動物たちの壁画がパッとうかびあがり、とても幻想的な体験でした。
ネアンデルタール人、クロマニョン人、そういえば昔歴史の授業で習ったけど、、、約2万年前って氷河期だったようです。そんな中、私達の先祖(ホモ.サピエンス)といわれるクロマニョン人はどんな生活をいとなんでいたのでしょうか?自分たちの衣食住という生きていくために直接必要なものとは別に、なぜわざわざ洞窟に壁画をのこしたのか、それもこんなにも芸術性の高いものを!
これって、わたしたちが生活していく上で芸術的な行為に価値観をみいだし、精神的な満足感、達成感を味わえるは、DNAに刻み込まれた本能的なものなのかもしれない、と思ってしまいました。
ラスコー壁画のなかには、白い壁には彩色がなされ、柔らかい壁には線を刻んで動物の姿が描かれているんですって。
なんか刻字と共通するところがあるようで、刻字作品を作り上げたときの達成感って、ここからくるのかも!!
この展覧会、東京展のあと、宮城展、福岡展 巡回するようですよ。
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