第45回桂紅会書展を拝見してきました!
東京銀座画廊で
2022/4/15(金)~17(日) まで開催された
第45回桂紅会書展を、今年も拝見してきました。
![](https://i1.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677198.jpg?resize=300%2C138&ssl=1)
銀座画廊の建物が近々改装工事にはいり、当分はこの会場が使用できなくなるため、
今回は一区切りとして、各自一つの作品を、思い思いの形でつくられたそうです。
まず正面にとびこんできたのはこちらの屏風
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677206.jpg?resize=300%2C221&ssl=1)
そして会場の中に目を移すと 沢山のお客様で賑わってます。
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677199.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
会場中央に飾られた、俳句の大きな作品が
桂紅会会長の楢崎華祥先生の 「藤」
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677200.jpg?resize=300%2C226&ssl=1)
なんと楢崎先生は 1924年生まれ の大大大先輩です。
3月にあった東方書展でも素敵な作品を拝見しましたが、今回の作品の迫力には感動です。
そのパワーには圧倒されます。
先生は会場にいらして、一つ一つの作品を丹念にみてまわられていました。
賛助出品として、楢崎先生の師である 杉岡華邨先生の作品も飾られていました。
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677201.jpg?resize=186%2C300&ssl=1)
会場内には素敵な作品が並びます。
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677202.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677204.jpg?resize=262%2C300&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677203.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
そしてこちらが、いつもご招待状をくださる 稲葉淳子先生の作品
吉増剛造の詩「魂は車輪となって」
![](https://i2.wp.com/kokuzi.com/wp-content/uploads/2022/04/S__19677205.jpg?resize=119%2C300&ssl=1)
かなという分野で、これだけ強い作品ができるのか とその表現力に見入ります。
料紙は、アジアに吹く風 ということで空のブルー系で このぼかしが風のイメージに合ったということで
筆は馬のやや長鋒、これを浮沈を意識し、その線質を見事に変化させ動きを表現されています。
構成力、技術力があるからこその表現ですね。
古典のかなとはまた違った、こういう社中展だからできる現代的な作品だと思いました。
色々な個性が光る、素晴らしい展覧会を拝見できました。
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