高校の同窓会の講演会 『臍帯血献血を知っていますか?』に行ってきました!

高校の同窓会主催の 第30回 作楽Cafe で
中学・高校と同期だった
現役バリバリの産婦人科医 原澄子 先生が
”『臍帯血献血を知っていますか?』~その歩みと臍帯血バンク~”
というテーマで講演するとのことで、聴講にいってきました。

 

今回は新しく建設された 交際交流留学生プラザに隣接し、幼稚園から大学まで5つの同窓会が集まった「同窓会コモンズ」で開催せれるということで、はじめこの建物の中に足を踏み入れました。
一階は春日通りに面したオープンカフェとなっているので、誰でも気軽に立ち入れる、開かれた会館っていう感じです。

講師の 原澄子先生は 現在 東京衛生病院の副医院長として これまで数多くの出産を手掛けてきている方、
中学・高校のときもバリバリだったけど、ずーとそれを維持し続けている ツワモノ

まず最初のテーマ
『臍帯血献血』
聞いたことはあるけれど 程度の知識しか持ち合わせてなかったので
・骨髄移植などに比べてのメリット(臍帯は通常そのまま廃棄されしまうものなどでドナーの負担は全くない、完全に適合していなくても使える等)とデメリット
・公的バンクと民間バンクがある
などを知ることができました。
これから出産されるかたは、知っておくのがよいかと思います。

次に
『HPVワクチン』
このワクチン接種にあたっては、当初推奨され始めたころに娘が適齢期だったため接種を予定していた矢先に副作用による体への痛みなどの報告がマスコミで大々的に取り上げられたので、接種をやめたという経験があります。
しかし、今回
・子宮頸がん罹患へのリスクがワクチン接種により統計的にあきらかに有意であること
・副作用については、祖父江班や名古屋市の調査報告がだされていること
・世界的にはワクチン接種により子宮頸がんは撲滅されるのではとの中で、日本は完全に取り残された状態になっていること
等の話を聞き、
現在、無料で接種できる中学生の女子とそのご両親が、しっかりしたデータや知識をもって、接種するかどうかの判断ができるように
もっと中学の保健の授業などに組み込むべきではないのかと考えさせられました。

さて原先生持論の
『出産適齢期』
とにかく40才をこえると、圧倒的に流産や奇形率、合併症などのリスクが高まるデータをみて、こんなにも年齢の影響っておおきいのだと
実感しました。
原先生の、”これからの女性は、自分の人生設計で、どの時期に出産をするか、をしっかり組み込んでかんがえるべき”
という言葉は重みがあります。
ちなみに適齢期は23歳だそうです。

今回の講演会では現役の高校生が2名参加されていました。これはとても大きな意味があったのではないかと思います。

”正確な情報を多く知り、その中できちっと判断していく”

もっと多くの若い方たちに聞いてもらいたい有意義な講演でした。

原先生は講演会のあと、私たちとゆっくり語らう暇もなく、また出産の現場に戻っていかれました。
このタフさが相変わらず凄い!!

 

 

 

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