初体験 オークションに潜入してきました!
友人からこんなのがあるよ と紹介されて
三菱商事が若手のアーティスト支援のために行っている
チャリティー・オークション
に参加してきました。
こちらは、ネットで申し込めば誰でも参加できるし、落札しなくても大丈夫
とのことだったので、とにかく興味深々で申し込みはしたものの
何しろオークションに参加するなんて初体験なので、ちょっと緊張しながら会場に向かいました。
会場は丸の内パークビルディング28階
ビル内は一切撮影禁止なので残念ながらご紹介できないのですが、受付で入館票とパドルを渡され、ゲートを通っていざ会場へ!
このプログラムは、現役の美大生及び卒業後3年 までの作家の卵さんを対象に
「三菱商事アート・ゲート・プログラム」にて購入した作品をオークションにかけ、
学生さんたちの奨学金にあてる というものです。
会場にはいると、今回は56点の作品が所狭しとならび、その横に作家さんたちが立ち、緊張の面持ちでお出迎えをしてくださいました。
その中を30分程度、オークションに参加の人たちが、作品を見て回り、作家さんに質問したりして品定めをしていきます。
いよいよオークションの開始、何となく緊張につつまれた会場内、
今回のオークションに初めて参加された方、という質問に半数近くの手が挙がり、私だけではないんだ、とちょっと緊張がゆるみました。
その後、作家さん一人ひとりが前に出て、自分の作品をアピールし、オークションが始まる、
最初1万円からのスタートなのですが、作家さんにとってはものすごいプレッシャーですよね。
私は完全なるオブザーバーを決めこんでいったので、オークションで競り合うハラハラドキドキ感は味わえませんでしたが、
どのような作品が高値がつくのか、じっくりと観察してきました。
思った以上に日本画専攻の方の作品が多く、漆を使った工芸的なものや版画なども出品されていました。
やはり一般対象のオークションなので、まともな?作品が多かったな、という印象をうけました。
その中でも一人、金箔・銀箔などの箔をメイン素材として作品を作っている作家さんとお話しさせてもらい、
自分も刻字で箔をつかってはいるものの、一度ちゃんと勉強してみたいな、なんて刺激をうけました。
約2時間半のオークションでしたが、一つ一つが真剣勝負なので、オブザーバーの私でも後半は結構疲れてきました。
作家さんたちは、人前であからさまに自分の作品を評価されるというものすごいストレスと緊張で、さぞかし大変だったのではないかと思います。
このオークションに参加してみて
社会にでて、作家としての道を歩んでいくのには、才能があるというだけではなく、強靭な精神力が必要なんだと
とつくづく実感しました。
若手の作家さんたち、これから頑張って羽ばたいてくださいね!
最後までお読みいただき、有難うございます。
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