第38回日本刻字展 無事終幕!(第二弾:生徒編)

2019/1・20~26
上野の東京都美術館で開催されていた
第38回日本刻字展が
無事に終了しました!

 

約1500点の刻字作品が日本全国から終結した唯一の刻字公募展の日本刻字展
延べで4000人以上の方に足を運んでいただき、受付を担当させていただいた私達にとっても
とてもやり甲斐のある展覧会となりました。

ご来場いただいた皆様、有難うございました。

 

まずは、わが光栄書道会 刻字部門 より出品した生徒さんの作品をご紹介します。
今回は8名という多くの方が思い思いの作品を作成し、展覧会に挑んだ結果
毎日新聞社賞 1名
佳作賞 4名
という沢山の賞をいただくことができました。

 

S.Nさん (60代 男性) ”轟” 毎日新聞社賞

厚い板を特注し、5段の重ね彫りに挑戦、作成過程ではとても苦労しました。
出来上がった作品が思いもよらず大きいな賞をいただき、晴れの授賞式に臨みました。

 

 

(本人感想)上位の先生方の作品作りのアイデア、発想、書、彫り、バックの彫りなどに驚き、自分の未熟さを痛感しました。これから色々な展覧会を見学して、取りいれて行きたいと思ってます。

 

 

Y.Tさん (60代 女性) ”縁”  佳作賞

ご縁があるように、何となくマルク包んで という発想からこの作品が生まれました。
色合いがとても決まってますね。

 

(本人感想)皆様の作品を拝見しました。(中略...)勉強になりました。

 

以上お二人は、次回から無鑑査に昇格となります。
おめでとうございます!!

 

M.Oさん (30代女性) ”曲則全” 佳作賞

老子の言葉:曲がった木は役に立たないので切り倒されずに寿命を全うする の意

金文での字の構成がとても面白く、
バックもピーコックブルー(実際の作品はもっと鮮やかなんです)という色をご自分で探してきて、とても完成度の高い作品に仕上がりました。

 

 

(本人感想)日刻展を拝見して、家の室内で完成作品を見るのと、美術館で他の作品と一緒に展示されるのとでは、また印象が変わるのが面白いと思います。
書体や彫りが凝った作品を観ると、自分も来年の作品は彫り方などをもう一工夫したいと思いました。

 

S.Kさん (50代女性) ”雲”  佳作賞

昨年の ”光” に続いて 今年は ”雲” を古文体で書き、デザイン的な作品に仕上げました。
バックのピーコックブルーと、表面に斫りで入れたアクアブルーのコントラストがとても綺麗ですね。

 

S.Mさん (50代女性) ”紅 PASSION”  佳作賞

 

某グループの大ファン、いわずとしれた・・・

荒彫りの段階では、下の N がうまくわかるかと心配されていましたが、
出来上がってみたら、とても素敵な作品になりました。

自分の想いを一杯詰め込んだ作品が受賞できてよかったですね。

(本人感想)今回は日刻展の為の作品ではなく、自分が一番作りたいものを彫ってみました。
書の案から箔貼りまですべての作業が楽しく、小さいサイズながら大切な作品ができました。
これからも、そんな作品が作れたらと思います。

素晴らしいです。これが理想的な作品作りですよね!!

 

S.Kさん 60代女性 “虹蜺(こうげい)”

両方とも虹の意味だそうです。(古くにじを竜の一種と考え、雄を虹、雌を蜺とした)
今回はとにかくマーブリングをしてみたい、ということでこの作品になりました。
字を彫ってからの一発勝負のマーブリング、うまくいって良かったです。

黒い額にいれて、作品が締まりました。

 

K.Oさん (40代男性) ”侍”

ストレートに ”侍” をちょっと六朝風の書体で書いて、いい雰囲気が出てます。
バックの黒と赤の配色もきりっとした感じです。

(本人感想)作品の数と空間に圧倒されました。字体、色づかい、彫刻方法など、それぞれの作品に個性があって、見ていて面白かったっです。特に高校生の作品は、バラエティーに富んでいて、面白かったです。

 

K.Kさん (50代女性) ”贐(はなむけ)”

初めての刻字作品、まずはセラミックボードで挑戦しました。
セラミックボードは、普通の工作で使う彫刻刀でほれるので、まず最初はこちらで体験していただきます。
柔らかいので彫りやすいですが、ボロボロと 欠けやすいのが難点。

今回の ”贐” という言葉、なかなか読めませんよね。
同じ意味で ”餞” のほうが一般的には使われますが、”贐”はお金や宝を尽きるまで出すという意味があるようです。
今回の字は 貝偏が下にきた変形バージョン。

書稿の動きがよく出ていて、とても丁寧に色付けされた上品な作品に仕上がりました。

 

 

今回の作品も、ベテランから初心者まで、各々がその時心に思っている事を表現できていて、
とても良い自己表現の実現になったのではないでしょうか!

展覧会終了後には、光栄書道会の書道部の方々も合流して、恒例となった 旗の台の 「会津屋」さんで
打ち上げと新年会を兼ねての懇親会を行いました。
今年はちょうど「顔真卿展」が始まったこともあってか、刻字のことのみならず、臨書の勉強の仕方や
条幅作品の創作の仕方など、後輩からの質問に私や先輩が答えるなど、結構がっつりした親睦会となりました。

また、今年一年、みんなで切磋琢磨して良い作品をつくっていきましょう!!

 

 

 

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