2018年6月の書道の月例課題はこちら:玄海817号

今年は6月中に梅雨が明けてしまい 猛暑の予感
そんな中、いよいよ来週から毎日書道展の開幕です。
今回漢字部門で生徒さんが一人、初入選を果たしました。
これも継続の力!おめでとございます!!

さて、2018年6月の月例課題はこちら:玄海817号です

 

今月の規定課題は 楷書 ”心遠地自偏

規定課題は 陶渕明 の ”飲酒二十首  其の五” の中からとってきてます。
文の意味は 心が世俗の人と離れているので 土地も自然と偏鄙になるのである
隠遁生活ですね。

今月のポイントは
まずは基本的な “心” と ”地” の最後のハネのところ
1、2ー、3、4
とリズムをつけて書きます。

それと”偏” は旁の中心が右に寄りやすいので、バランスをとるのが難しかったですね。

みなさん、頑張ってこんな感じに仕上がりました。

 

 

随意課題はこちら

上段 右端が ”王鐸”(草書)、次が ”曹全碑”(隷書)、それから”王羲之・集字聖教序”(行書)
そして左端から下段にかけては ”王羲之・蘭亭叙”(行書)

なんと今月は初めて全員提出できました。

何を臨書するかは、それぞれの進み具合や好みで決めています。
行草書・隷書は楷書とは筆使いが各々異なるので、負担になって難しいところもありますが、
それをやることによってより楷書の書き方への造詣も深まっていきますので、
テーマをきめて継続していきたいと思ってます。

 

研究課題はこちら  ”孫過庭・書譜

こちらは、一年間継続して学びます。

 

仮名課題 はこちら

 

 

細字課題 と 実用書課題 はこちら

 

 

毎日書道展の漢字部門の一般公募は 2尺(約60cm)× 6尺(約180cm)とかなり大きい紙に書くので
やはり高段者の人が挑戦することになります。

今回初入選を果たした生徒さんは3度目の挑戦。
筆も羊毛の長峰をつかうので、やっと慣れてきた感じです。
入選率は約50%ですから、入選できてよかったですね。
忙しい中、よく頑張りました。

とにかく公募展に出品するとなると、普段の昇段試験の時とはまたちょっと違って、
ただ上手に書くだけではなく、作品としてどのように創っていくかということも考えなければならないので
挑戦することにより、腕も飛躍的に上達するし、鑑賞眼も鍛えられていきますよね。

この作品は、7/19(木)~25(水)上野の東京都美術館 で展示されます!!

 

 

 

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