日中友好会館会館美術館で開催されている刻字書画交流展に行ってきました!

文京区小石川後楽園の入り口にある
日中友好会館会館美術館にて
2017/8・14~17まで開催されている
書刻銘心-中日刻字書画交流展
にいってきました。

飯田橋東口の大交差点をぬけて、小石川後楽園の入り口にあたるところに、日中友好会館がありました。
外堀通りを一本入ったら、こんなにも木々に囲まれて静寂なたたずまいになるのかとちょっとびっくりです。

入口を入って左手が美術館

今回、3巨匠の作品が展示されています。

日本側:薄田東仙 先生
中国側:王志安 先生、 李俊 先生

会場内には

薄田先生の刻字作品

王先生の刻字と書作品

李先生の刻字と書画作品

が綺麗に展示されていました。

私が会場に伺った時に、ちょうど王先生がいらっしゃったので、
勇気をだして作品のことについてお話をうかがおうと話かけたのですが、日本語も英語もわからない、ということで、当の私は全く中国語は分からず玉砕、語学の壁に阻まれてしまいました。

しばらく鑑賞していると、なんと運のよいことに、主催者で日本語ぺらぺらの何さん登場、そして毎日新聞社の記者さんもいらして、王先生にインタビューがはじまったのです!

ちょっと遠巻きに聞いてみたところでは

約25年前に日本の刻字に出会い、その芸術性の高さに感動したそうです。そして、逆輸入のようなかたちで刻字芸術というものを中国書道に取り入れ、教鞭をとる多くの大学の書道科に刻字を取りいれていかれたのだとか、
そして、写真の中央の作品は、まさに中国の伝統書道と、日本の刻字の彫り との融合をテーマにしたものである

などなど

 

日本では書道科のある大学ってとても少ないし、まして刻字をやっているなんて聞いたことないし、、、
お家元なのに、刻字人口では完璧に負けてる!

ただ、2年に一度、中国・韓国・日本など持ち回りで開催される刻字の国際展に出品される作品をみると、体系化されればされるほど、自由度というものは縛りがきつくなっていくのかなっていう気もします。

 

王先生の作品はこんな感じ

 

李先生の作品はこんな感じ

 

素敵な作品を拝見し、貴重なお話もうかがえて、ラッキーな一日でした。
そして、こういう日中の民間レベルでの交流の大切さも感じました。

 

やはり、日本の刻字は書道の色々な部門のなかでも、特に自由度のたかい部門ですし、絵画的要素もあるので、もっともっと広まっていってほしいとの思いを新たにしました。

 

 

 

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